June 10, 2019 / 2:57 AM / 2 months ago

アテネにモスク復活へ、オスマン帝国からの独立以来180年ぶり

 ギリシャの首都アテネで、イスラム教の礼拝所「モスク」が180年以上ぶりに復活する。85万ユーロ(約1億0400万円)をかけたプロジェクトで、9月までに完成する予定だ。7日撮影(2019年 ロイター/Costas Baltas)

[アテネ 7日 ロイター] - ギリシャの首都アテネで、イスラム教の礼拝所「モスク」が180年以上ぶりに復活する。85万ユーロ(約1億0400万円)をかけたプロジェクトで、9月までに完成する予定だ。

ギリシャ王国がオスマン帝国から独立し、帝国が1833年にアテネから撤退した後、アテネではこれまで正式なモスクが存在していなかった。残されたわずかなモスクは、他の目的で転用されている。

建設計画は1890年に議会の承認を得て始まったが、2004年のオリンピックに合わせたものを含め、すべて失敗に終わった。

官僚主義、財政危機、国内で圧倒的な人口を占めるギリシャ正教、極右勢力台頭への反対などが原因で、イスラム教徒はモスク建設の承認を得るのに長い時を要した。その間、混雑した地下室や暗い倉庫など、街中に点在する間に合わせの場所で祈るしかなかった。

モスクの近くには「イスラム教は出て行け」と壁に落書きがされた。

かつての工業地帯に建設されたベージュ色の新しいモスクには、「ミナレット」と呼ばれる塔も、ドームもなく、特有の優雅さはみられない。ただ、アテネ近郊のイスラム教徒コミュニティの代表者は「重要なのは、私たちに祈る場所があるということだ」と語った。

複数のイスラム団体によると、アテネにはパキスタンやシリア、アフガニスタン、バングラデシュ人などのイスラム教徒が20万人以上住んでいる。

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