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米国務長官、イランの関与訴え 核開発巡る交渉で

ブリンケン米国務長官(写真)は21日、イランの核開発を巡る交渉の行き詰まりを解消できるかどうかはイランの関与次第だと指摘するとともに、イランがロシアのウクライナ侵攻を支援していると主張した(2023年 ロイター/Louiza Vradi)

[アテネ 21日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は21日、イランの核開発を巡る交渉の行き詰まりを解消できるかどうかはイランの関与次第だと指摘するとともに、イランがロシアのウクライナ侵攻を支援していると主張した。

米国はイスラエルとともに、イランが「核兵器を決して取得できないよう」図る強い決意があると述べた。訪問先のギリシャの首都アテネで語った。

バイデン米政権は、核開発制限を科した2015年のイラン核合意の再建を目指してきたが、昨年9月に交渉が暗礁に乗り上げた。

ブリンケン氏は核開発に関して「最も効果的で持続的な」対応は外交だとなお確信しているが、「現時点では、イランが有意義な形で関与していないため、外交的取り組みが停止している」と述べた。

「多くのことがイランの言動や、関与の有無に大きく左右される」と述べた。

一方で、イランがロシアにドローン(無人機)を提供し、ウクライナ侵略を可能にしているのを「われわれは目にしてきた」と述べてけん制した。

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