May 7, 2018 / 1:00 AM / 5 months ago

ギリシャ4大銀、逆境時の資本押し下げ効果155億ユーロ=ECB

[フランクフルト/アテネ 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)によるギリシャ4大銀行の健全性審査(ストレステスト)では、景気が冷え込む逆境シナリオで2020年までに155億ユーロ程度の資本が失われると判断された。4行はこの結果を受け、新たな資本増強策は必要ないと結論付けた。

 5月5日、欧州中央銀行(ECB)によるギリシャ4大銀行の健全性審査(ストレステスト)では、景気が冷え込む逆境シナリオで2020年までに155億ユーロ程度の資本が失われると判断された。写真はギリシャ国旗。2月にアテネで撮影(2018年 ロイター/Costas Baltas)

ギリシャは8月に金融支援から脱却する見込みで、その前に銀行が資本不足を解消できるよう、時間的な猶予を設けてストレステストが実施された。ユーロ圏全域の33行に対する審査は別途実施し、11月初旬に結果を公表する見通し。

4行のうち結果が最も良かったのはアルファ(ACBr.AT)で、景気悪化シナリオで普通株式Tier1(中核的自己資本)比率は8.56%ポイント低下し、9.69%になると判断された。

同じシナリオで、ユーロバンク(EURBr.AT)の同比率は8.68%ポイント低下の6.75%、ギリシャ・ナショナル銀行(NBGr.AT)は9.56%ポイント低下の6.92%、ピレウス(BOPr.AT)は8.95%ポイント低下の5.90%と判断された。

ECBによると、今回のストレステストでは資本増強が必要とされる基準は事前に設定されておらず、合格か不合格かを判断する目的では行われなかった。

「資本増強に関する決定は、ストレステストの結果や監督当局からの他の関連情報を踏まえて個別行の状況を精査したうえで、総合的な判断で行われることになる」と説明した。

結果発表を受けて、アルファとナショナル銀、ユーロバンクは個別に発表文を出し、単一監督メカニズム(SSM)当局者らの見解は、資本不足には陥っておらず、増強の必要はないというものだったと説明。ピレウスは、いかなる時も適用可能なすべての資本要件を満たすとともに、バランスシートのリスク回避加速に向け、現行の資本増強策の実施に引き続き注力すると表明した。

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