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世界のグリーンボンド発行額、2020年は過去最高の2695億ドル

[ロンドン 25日 ロイター] - 低炭素経済への投資促進を目的に設立された非営利団体、気候債券イニシアチブ(CBI)の報告書によると、世界のグリーンボンドの発行額は2020年は2695億ドルで、過去最高を記録した。今年の発行額は4000億─4500億ドルへとさらに拡大すると見込まれている。

グリーンボンドとは、再生可能エネルギーや、二酸化炭素排出が少ない輸送手段など、環境分野への取り組みに特化したプロジェクト向けの資金を調達するために発行される債券で、最近注目が高まっている。

20年の発行額は過去最高を更新したとはいえ、19年の2665億ドルから小幅な増加にとどまった。20年は、新型コロナウイルス流行の影響で第2・四半期は発行が鈍化し、第3・四半期に持ち直した。

CBIは「2020年は、新型コロナが経済や社会に深刻なマイナスの影響を及ぼした。こうした中でもグリーンファイナンス市場は底堅さを維持し、過去最高の発行額につながった」と指摘。「21年も発行増が続くとみられる」とした。

2020年の発行額は、米国が511億ドルで最大。2位はドイツの402億ドル、3位はフランスの321億ドルだった。バイデン米大統領がパリ協定への復帰を表明、投資家や政策当局者も脱炭素化に動く中、グリーンボンドは今年も発行増が予想される。

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