September 26, 2018 / 4:43 AM / 25 days ago

米裁判所がグリズリーの保護再指定、40年ぶりの狩猟解禁は中止

[パインデール(米ワイオミング州) 24日 ロイター] - 米連邦地裁のダナ・クリステンセン判事は24日、イエローストーン国立公園内および周辺のハイイログマ(グリズリー)について、絶滅が危惧される種の保存に関する法律に基づく保護対象に再度指定するよう指示した。

 9月24日、米連邦地裁のダナ・クリステンセン判事は、イエローストーン国立公園内および周辺のハイイログマ(グリズリー)について、絶滅が危惧される種の保存に関する法律に基づく保護対象に再度指定するよう指示した。写真は2014年5月撮影(2018年 ロイター/Jim Urquhart)

同判事は、グリズリーを絶滅が危惧される種から除外するとの魚類野生生物局(FWS)の判断を却下し、保護活動家と先住民の訴えを支持。40年ぶりに予定された認可に基づく狩猟を中止した。

グリズリーを絶滅危惧リストから「除外」する件は、2016年のオバマ政権時代に正式に提案され、昨年6月にトランプ政権が実施を決定した。この経緯は、グリズリーの生息数がここ数十年で十分回復しており、保護は不要としたFWSの判断に基づいていた。

除外対象となったのは、ワイオミング、アイダホ、モンタナの各州に生息するイエローストーン周辺の700頭余り。環境団体は、これらの個体をモンタナその他48州の個体と別個に扱うのは生物学的に不健全であり、絶滅が危惧される種の保存に関する法律に抵触すると主張、判事が同意した。

グリズリーは繁殖速度が遅く、48州の生息数は2000頭以下。ピーク時には10万頭余りが生息していたが、銃撃や服毒、わななどによる殺害で、1975年までに数百頭に減少し、保護対象となった。

環境団体は、気候変動による餌供給状況の変化、密猟や道路交通など人間による脅威などを挙げ、政府が継続的に保護しなければ生息数の回復が阻害される恐れがあるとしている。

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