[19日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)でかつてプレーした元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフ氏は、古巣がザルツブルク(オーストリア)でプレーする19歳のアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得に動く必要はないとの見解を示した。
ハーランドは今季22試合で28得点を決めており、マンUを含む欧州トップクラブが獲得に興味を示しているとメディアで伝えられている。
ベルバトフ氏はスカイスポーツで「ハーランドはいい選手であり、まだ若い。彼は成長しているし、たぶんもっとよくなれる」と評価する一方、「これまで何度も言っているが(アントニー・)マルシャルと(マーカス・)ラッシュフォードがいるし、ユナイテッドはこの2人のメインストライカーを守らないといけない」と語った。
そして、マルシャルについては「モナコで一緒にプレーした。彼がどれくらい素晴らしいか分かっている。今、彼はもっと成長して世界的スターになれるところにいる」と話し、ラッシュフォードに関しては「誰もがよさを分かっている。彼ら(マンU)はこの2人に注力する必要がある」とし、この2選手を育てるべきとの認識を示した。
ラッシュフォードは今季公式戦で14得点をマーク。最近ハムストリングの故障から復帰したマルシャルは7得点を決めている。
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