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ハイチ地震の死者1297人に、大雨予想で救助作業難航

[ポルトープランス 15日 ロイター] - ハイチで14日発生した地震による死者は、当局によると15日時点で1297人に達した。負傷者は約5700人。マグニチュード(M)7.2の大地震は、特に南西部の都市レカイ周辺を激しく襲った。

被災地ではがれきを取り除きながらの救助・捜索活動が続いている。ソーシャルメディアには、崩落した石材の下敷きになっている人々を住民が救助する様子が投稿された。ただ現地には熱帯低気圧が接近し、16日には大雨が予想されるため、作業は難航する見込み。

首都ポルトープランスには海外からの救助部隊や医師なども到着し、レカイ行きの航空便を待っている。

ハイチは新型コロナウイルスのパンデミックや経済的困窮、治安の悪化、モイーズ大統領暗殺に伴う政治的な混乱に悩まされてきた。地震被害の復旧・復興というさらに難しい課題を突きつけられた。 

アンリ首相はレカイに赴き、「われわれは一致協力して極めて深刻なこの状況に迅速かつ効果的な対応を打ち出す必要がある」と訴えた。

慈善団体「アクションエイド」の関係者によると、地方では電話が使えなくなっており、死者数はさらに増える可能性がある。ある地方指導者は、自分の地区にはまだ47人の未報告の死者がいると明らかにした。

被害が深刻な地域へのアクセスは、地元ギャングによる道路の支配で複雑な状況となっている。ただあるギャングのリーダーはソーシャルメディアで、武装グループがレカイに通じるルートにおける停戦を宣言したことを明らかにした。

国連は、ギャングの支配地域に支援物資が届くよう「人道的回廊」をつくるべきと主張している。

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