June 26, 2018 / 2:41 PM / a month ago

米大統領、ハーレーに「高額の税金課す」と攻撃 生産の国外移転で

[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日、欧州向けオートバイの生産を米国外に移転させる方針を示したオートバイ製造大手ハーレー・ダビッドソンに対し、高額の税金を課すと警告し、国民の反発で米国内の事業は危うくなると攻撃した。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で「ハーレー・ダビッドソンのバイクは絶対に米国外で製造すべきではない!社員や顧客はすでに怒り心頭だ。生産を米国外に移転するのであれば、見ているがよい。終焉の始まりとなり、ハーレーは降伏し、終わりを迎える!オーラを失い、かつてない重税を課されることになる!」とし、「高額の税金を払うことなく、米国で販売することはできなくなることをよく覚えておくべきだ!」と攻撃した。

ハーレーは米国内での生産を維持する方針もしていることから、大統領が言及する税金が何を意味しているかは明確ではない。

さらに「ハーレーは今年初旬、カンザスシティーの工場での生産の大半をタイに移転することを計画していた。これは関税導入よりもはるかに前の話であり、関税合戦や貿易戦争は言い訳にすぎない」と批判した。

ハーレーは昨年、トランプ大統領が環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱を決定したことを受け、タイに製造工場を置くことを計画。さらに今年1月には、米国内での販売低迷を理由にミズリー州のカンザスシティー工場を閉鎖する方針を発表したものの、当時はタイに生産移管する方針は示していなかった。

同社は前日、欧州連合(EU)による対米報復関税措置の影響で拡大するコスト吸収に向け、欧州向けオートバイの生産を米国から海外に移す方針を発表。関税の影響でコストは年間9000万─1億ドル拡大するとの見通しを示した。

トランプ大統領は前日もツイッターで 「全ての企業の中でハーレー・ダビッドソンが最初に白旗を振るとは驚きだ。同社のために最大の努力をしてきたが、最終的に欧州への販売で同社は関税を支払わないことになる」と述べていた。

ハーレーからコメントは得られてない。

同社株価は前日6%下落。この日も約2.1%安で推移している。

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