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WHO米州事務局、域内コロナ対応に苦言 「感染地らしからぬ行動」

 4月14日、WHOの米州事務局である汎米保健機構のエティエンヌ事務局長は、域内各国は新型コロナウイルス感染が深刻化している地域にふさわしい行動をしていないと苦言を呈した。写真は米カリフォルニア州イングルウッドで3月撮影(2021年 ロイター/Mike Blake)

[ボゴタ 14日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)のエティエンヌ事務局長は14日、域内各国は新型コロナウイルス感染が深刻化している地域にふさわしい行動をしていないと苦言を呈した。

エティエンヌ氏は定例会見で、現状の感染拡大は懸念される状況だが、緩やかな感染対策を見れば驚きではないとし、ワクチンではこの拡大を抑えられないと指摘。

「感染力の強い変異株が拡散している中、社会的距離(ソーシャルディスタンス)は以前ほど厳格に守られていない。感染拡大の中心地らしい行動をしていない」とし、「最も高リスクの国では全員を守るためのワクチンはない。現状で可能なあらゆる手段を講じて感染を食い止める必要がある」と訴えた。

その上で、ワクチン供給の正常化には数週間かかると説明。英アストラゼネカのワクチンの副反応は極めてまれであり、各国は使用を継続すべきとの見解を示した。また指導者らに、感染拡大の初期兆候が見られた時点で規制を強化するよう呼び掛けた。

PAHO当局者は、明らかな規制の緩みが見られるとし、感染増加が顕著な国は地域ごとに短期のロックダウン(都市封鎖)を検討すべきだと指摘。世界的に新型コロナが制御されなければ、新たな抗ワクチン変異株が出現するという最悪のシナリオも起こり得ると警告した。

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