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アルメニア、無償のコロナワクチン接種にイラン人観光客が殺到

 7月19日、新型コロナウイルスワクチンが不足しているイランから、観光客として隣国アルメニアを訪れて無償で接種を受けるイラン人が増加している。アルメニア観光当局のデータで明らかになった。ワクチン接種を待つイラン人ら、アルメニアの首都エレバンで撮影(2021年 ロイター/Artem Mikryukov)

[エレバン 19日 ロイター] - 新型コロナウイルスワクチンが不足しているイランから、観光客として隣国アルメニアを訪れて無償で接種を受けるイラン人が増加している。アルメニア観光当局のデータで明らかになった。

アルメニアは、ロシアのスプートニクV、中国のコロナバック、およびアストラゼネカ社のワクチンを承認しており、当初は海外からの渡航者全員に無償接種していた。

アルメニア観光委員会によると、6月に同国を訪れたイラン人は8500人超で、1カ月前の5000人から増加した。

同委員会の副委員長は、「ワクチン観光を開発する特別な計画はなく、偶然こうなった」と説明し、インドからも無償の接種を受けにきていると付け加えた。一方、「ワクチン需要はわが国の旅行代理店に商機をもたらしており、われわれはそれを活用するよう促している」と述べた。

アルメニアのテレビは先週、首都エレバンの移動接種会場に長蛇の列を作るイラン人を報道。路上で何日も夜を過ごして順番を待ったと語る複数のイラン人観光客を紹介した。

こうした事態を受け、当局は接種に関する規則を変更。7月15日から外国人に接種されるワクチンはアストラゼネカのみとなり、アルメニアに10日間滞在してからでなければ接種対象者の資格が得られなくなった。

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