March 11, 2020 / 6:20 AM / 24 days ago

豪銀に十分な資本の備え、新型コロナ巡る混乱に耐え得る=中銀

オーストラリア中央銀行のデベル副総裁は11日、国内の銀行は新型コロナウイルス流行に起因する金融市場の混乱に対処するのに十分な資本を備えているとの見解を示した。写真は豪4大銀行のATM。(2020年 ロイター)

[シドニー 11日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のデベル副総裁は11日、国内の銀行は、新型コロナウイルス流行に起因する金融市場の混乱に対処するのに十分な資本を備えているとの見解を示した。

副総裁はシドニーでの講演で、国内の銀行は法人向け融資市場で混乱が起きる以前に資本を拡充しており、預金の流入も「堅調」だと指摘。「国内行は市場の混乱に耐性がある」とした。

フライデンバーグ財務相は同日、国内大手13行の首脳と会合を開いたが、詳細は明らかにしなかった。

4大銀行のコモンウェルス銀行(CBA)(CBA.AX)、ウエストパック銀行(WBC.AX)、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)(NAB.AX)、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)(ANZ.AX)の株価は、中国国外で新型ウイルスの感染者が増加し始めた2月初め以降、15─22%値を下げている。

ただ、1月から銀行は普通株式等Tier1(中核的自己資本)比率を最低10.5%に引き上げているため、銀行業界はショックへの備えがあるとの見方が銀行や規制当局で共有されている。

豪銀行協会のアンナ・ブライ最高経営責任者(CEO)は、国内銀行は「この困難に対処する万全の態勢が整っている」と強調した。

デベル副総裁は、中銀による日々の公開市場操作(オペ)で金融市場に緊張の兆しは見られていないと説明。また、国内の銀行間取引金利(BBSW)の政策金利予想値に対するスプレッド(上乗せ幅)が最近拡大したが、水準はなお低いと語った。「(2008年の)世界的な金融危機当時とは全く様相が異なる」と述べた。

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