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豪銀行、融資返済猶予の利用者に返済再開を打診

 9月7日、オーストラリア銀行協会(ABA)は、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けたローンの借り手向けに実施している6カ月間の融資返済猶予措置について、銀行が利用者に返済再開を打診し始めたことを明らかにした。写真はシドニーで2016年9月撮影(2020年 ロイター/Jason Reed)

[シドニー 7日 ロイター] - オーストラリア銀行協会(ABA)は7日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けたローンの借り手向けに実施している6カ月間の融資返済猶予措置について、銀行が利用者に返済再開を打診し始めたことを明らかにした。これを受け、借り手が住宅の売却を強いられる事態が懸念されている。

ABAによると、銀行は、住宅ローン26万件と企業融資10万5000件の借り手に対し、9月や10月に措置が期限を迎えた際に返済再開が可能かどうか聞き取りを始めているという。

金融規制当局によると、オーストラリアの銀行はこれまでに2740億豪ドル(2000億米ドル)の融資返済を猶予している。

ABAは発表文書で「猶予措置の終了時点で返済再開が可能な借り手はそうすることが求められる」とした。

返済再開が難しい借り手は、利息のみを支払うインタレストオンリー(IO)ローンへの変更や融資の延長などの措置を利用することができる可能性があるという。

消費者保護団体「コンシューマー・アクション・ロー・センター」のジェラード・ブロディ最高経営責任者(CEO)は「新型コロナの影響で困窮した人々が住宅差し押さえや借金取り立てに直面することがないようにしなければならない」と述べた。

また、オーストラリア中小企業団体評議会(COSBOA)のピーター・ストロングCEOは、国内で2番目に人口が多いビクトリア州で厳しいロックダウン(都市封鎖措置)が延長されたことを踏まえ、借り手企業への対応をケースバイケースで行うよう銀行に求めた。

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