[シドニー 3日 ロイター] - オーストラリアの医薬品行政当局者は3日、ファイザーの新型コロナウイルスワクチンは予定通り2021年1月までに審査を終え、3月に接種を開始するとの認識を示した。
英政府は2日、世界に先駆けてファイザーのワクチンの緊急使用を承認した。
豪薬品・医薬品行政局(TGA)のトップ、ジョン・スカーリット氏は記者団に、審査は「1月下旬」までに終了する見込みとし、「スタッフには休暇の予定を立てずにできるだけ早くかつ慎重に仕事をするよう言っている」と述べた。
ハント保健相は、1月に審査が終了しても3月の接種開始のスケジュールが早まることはないと明言。記者団に「予定通り3月に医療関係者や高齢者からワクチン接種を開始する」と語った。
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