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豪当局、NZ便利用客に隔離指示 NZ訪問者の感染判明受け

6月23日、豪当局は、ニュージーランド(NZ)首都・ウェリントンを訪れた渡航者がシドニーで新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを受け、前週末と今週初めに2国間を往来した航空便2便の乗客に対し、即時隔離とコロナ検査の実施を指示した。写真は2018年2月、シドニーの空港に駐機中のニュージーランド航空機(2021年 ロイター/Daniel Munoz)

[シドニー 23日 ロイター] - 豪当局は、ニュージーランド(NZ)首都・ウェリントンを訪れた渡航者がシドニーで新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを受け、前週末と今週初めに2国間を往来した航空便2便の乗客に対し、即時隔離とコロナ検査の実施を指示した。

NZ当局は渡航者の感染判明を受け、シドニーが位置する豪ニューサウスウェールズ州を対象に3日間、隔離なしの相互往来を停止した。両国は4月に隔離なしで往来できる「トラベルバブル」を開始したが、オーストラリア国内での小規模な感染拡大を理由に複数回中断されている。

豪当局は18日、ウェリントンに到着した豪カンタス航空の1便と21日にシドニーに到着したNZ航空の1便を新型コロナの「ホットスポット」に指定。ニューサウスウェールズ州では過去6日間に21人の感染が判明しており、それに伴いホットスポットの指定対象も増えている。

シドニーでは新型コロナウイルスのデルタ株(インドで最初に見つかった変異株)の感染拡大を防ぐため、全ての屋内施設でマスク着用が義務付けられている。

NZ当局はウェリントンを訪問した渡航者が複数の人気観光スポットを回った可能性が高いとして、ウェリントンのロックダウン(都市封鎖)を検討している。

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