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オーストリア、チロルの南ア型コロナ変異株感染対策でスクリーニングへ

2月9日、オーストリアは、チロル地域で欧州連合(EU)最大規模の南ア型新型コロナウイルス変異株の感染が発生している事態を受け、同地域を離れる際に12日時点から陰性証明を義務付けると発表した。写真は2020年12月 、ウィーンで記者会見するクルツ首相(2021年 ロイター/Lisi Niesner)

[ウィーン 9日 ロイター] - オーストリアは、チロル地域で欧州連合(EU)最大規模の南ア型新型コロナウイルス変異株の感染が発生している事態を受け、同地域を離れる際に12日時点から陰性証明を義務付けると発表した。

ドイツ、スイス、イタリアと国境を接するチロル地方はウィンタースポーツが盛んで、1年前にスキーリゾートのイシュグルで数千人が感染するなど欧州最悪の感染地域となった経緯がある。

チロル当局は政府の変異株感染抑制策に難色を示していたが、数日間にわたる厳しい交渉の末、政府が9日、3日以内にチロルから出る人々のスクリーニングを行なうと発表するに至った。

クルツ首相は記者会見で、「われわれには、変異株に対し、オーストリア全土で対策を講じる責任がある」と述べた。この前日、政府はチロルへの不要不急の移動を避けるよう国民に勧告した。

規制強化に伴い、チロルを出る人々には警察が過去48時間以内の陰性証明書の提示を求める。この措置は10日間実施され、東チロル地域と子どもは対象外となる。

チロルではこれまでに293人の変異株感染が確認されており、このうち129人が治療中。同地域ではスキー用リフトは運航しているものの、感染対策のロックダウン(都市封鎖)でホテルによる観光客受け入れが停止しており、当局はウイルス流入の経緯を特定できていない。

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