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オーストリア、ホテル従業員のコロナ検査拡充へ 観光客呼び込み

 5月22日、オーストリアは、ホテル従業員を対象として重点的な新型コロナウイルス検査を実施するため、検査体制を大幅に拡大する方針を明らかにした。今夏にドイツなどから観光客を誘引することを目指したい考え。写真はウィーンで3月撮影(2020年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ウィーン 21日 ロイター] - オーストリアは、ホテル従業員を対象として重点的な新型コロナウイルス検査を実施するため、検査体制を大幅に拡大する方針を明らかにした。今夏にドイツなどから観光客を誘引することを目指したい考え。

オーストリアは、感染初期の段階でドイツと同様にロックダウン(都市封鎖)を実施。その後1カ月以上をかけて徐々に規制を緩和している。店舗、レストラン、バーと一部博物館は再開しており、ホテルは今月29日から再開される。

クルツ首相は21日の記者会見で「われわれは多額の投資を行なう。利用者と接触する従業員に関し、可能なかぎり多く、可能なかぎり頻繁に検査し、従業員が感染源になる事態を回避していく」と述べた。

オーストリアの経済生産に観光部門が直接占める割合は8%、関連部門を含めると15%に達する。

外国からの観光客としては、隣国ドイツが最も多い。来月には、ドイツとの国境が完全に開放される。

オーストリアについては、スキーリゾートのイシュグルで発生した大規模クラスター(感染者集団)の記憶が、特にドイツで生々しく残っている。この事例では、アフタースキーの人々で込み合うバーで感染が拡大し、3月の封鎖までの1カ月にわたって感染が続いた。これにより、ドイツ、ノルウェー、アイスランドなどから訪れていた観光客ら数百人が感染したとされている。

今回発表されたホテル従業員への検査強化には、この記憶を払拭する狙いもあるとみられている。

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