[北京 7日 ロイター] - 北京の米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・北京・リゾート」は7日、入場者を上限の75%に制限して6月15日から約1カ月ぶりに営業を再開すると発表した。中国の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」で明らかにした。
同リゾートは、小売り店舗街とホテル2軒、テーマパークのユニバーサル・スタジオを含む。国の新型コロナウイルス感染抑制策順守のため、5月1日から閉鎖されていた。
再開後は市の指針に従い、入場者は全員、過去72時間以内のPCR検査での陰性証明と常時マスク着用を義務付けられる。一方、施設側は従業員を毎日検査するとともに定期的に消毒を行うという。
チケット販売は11日に再開、ホテルは14日から利用者を受け入れる。
北京では4月22日にコロナ流行が始まり、市が5月にショッピングモールや博物館など多くの公共施設を閉鎖。事態を制御できたとし、この1週間で規制を緩和した。
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