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ブラジル当局、中国はコロナワクチン承認で透明性欠くと指摘

 ブラジルの国家衛生監督庁(ANVISA)は14日、中国の保健当局は新型コロナウイルスワクチンの緊急使用承認において透明性を欠いているとの認識を示した。写真はサンパウロで7月30日に撮影(2020年 ロイター/Amanda Perobelli)

[サンパウロ 15日 ロイター] - ブラジルの国家衛生監督庁(ANVISA)は14日、中国の保健当局は新型コロナウイルスワクチンの緊急使用承認において透明性を欠いているとの認識を示した。

中国政府に批判的なボルソナロ大統領は、かねてより科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の新型コロナワクチン「コロナバック」の安全性に疑問を投げかけ懐疑的な姿勢を示していた。

一方サンパウロ州では、大統領と対立関係にあるドリア知事が同州で1月にワクチン接種を開始する方針を示している。

ただ、サンパウロ州はANVISAによる承認なしにワクチン接種を開始できない。ANVISAはこれまで政治と距離を置いてきたが、大統領がここ数カ月間に自身の支持者を送り込んでおり、決定が政治的思惑に影響されることへの懸念が広がっている。

ANVISAはサイトで声明を発表し、「ブラジルはコロナバックの評価過程において世界的リーダーだ」と強調。その上で「コロナバックは6月以降中国で緊急使用が承認されているが、承認基準は透明性を欠き、現在採用されている基準について入手可能な情報はない」との指摘した。

中国外務省の報道官は15日、ワクチンの安全性と有効性を「特に重視」しているとコメントした。

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