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ブラジル政府、航空・自動車業界などの救済巡り銀行と協議

[ブラジリア/サンパウロ 15日 ロイター] - ブラジル経済省は、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける航空、自動車、電力業界や小売り大手の救済について金融機関と協議している。バンコ・ブラデスコBBDC4.SAとバンコ・サンタンデール・ブラジルSANB3.SAの最高経営責任者(CEO)が15日、明らかにした。

ロイターは15日、これより先、上記2行やイタウ・ウニバンコ・ホールディングITUB4.SA、バンコ・ド・ブラジル(ブラジル銀行)BBAS3.SAなど大手銀が、苦境に陥る企業の救済方法について中銀およびブラジル経済社会開発銀行(BNDES)と協議したと報じていた。

サンタンデール・ブラジルのセルジオ・リアルCEOは、新型コロナによる経済への影響に関するプレゼンテーションで、航空、ホテル、自動車業界などに言及し、「銀行とBNDES、経済省の間で非常に生産的な協議が行われている」と述べた。

ブラデスコ銀のオクタビオ・デ・ラザリCEOも別のプレゼンテーションで、電力業界の救済は今後2週間以内にまとまる可能性が高いとの見方を示した。

経済省はBNDESに協議を主導するよう求めている。経済省の計画では、BNDESが約800億レアル(152億3000万ドル)のキャッシュの一部を活用して、銀行や投資家とともに苦境に陥っている企業の社債や転換社債を購入することを視野に入れている。

政府に近い関係筋によると、BNDESは救済対象が限定されないよう、特定企業におけるリスクを単独では負担しない方針だ。銀行や投資家とリスクを共有することで、より多くの企業への支援が可能になると考えている。

支援を受ける企業はBNDESに再編計画を示すことが求められる見通しだ。

関係筋によると、BNDESと銀行の協議では、転換社債、もしくは経済省が部分的に保証する融資を活用する案が話し合われた。経済省は企業への直接の資金注入には否定的という。

銀行側は一定の協力の用意があるものの、一部のケースでは政府が大半のリスクを負うべきと主張するなど、依然として隔たりがあるという。

BNDESと経済省はコメントを控えた。

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