for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ブラジル、印バーラト製コロナワクチン調達契約を停止 汚職疑惑で

 6月29日、ブラジルのマルセロ・ケイロガ保健相(写真左)は、インドのバーラト・バイオテックから新型コロナウイルスワクチンの供給を受ける契約について、不正があったとの告発を受け、契約を停止して調査を実施すると表明した。ブラジリアで5月11日撮影(2021年 ロイター/Ueslei Marcelino)

[リオデジャネイロ 29日 ロイター] - ブラジルのマルセロ・ケイロガ保健相は29日、インドのバーラト・バイオテックから新型コロナウイルスワクチンの供給を受ける契約について、不正があったとの告発を受け、契約を停止して調査を実施すると表明した。

同省は「連邦総監督省(CGU)の予備分析は、契約に問題はなかったとの結論だったが、コンプライアンス(法令順守)のために契約の停止を決めた」との声明を出した。

ブラジル政府はバーラトの新型コロナワクチン「コバクシン」を2000万回分購入する契約を結んだが、内部告発者が不正を指摘。保健省の当局者は、ボルソナロ大統領に自身の懸念を伝えたと述べた。

ボルソナロ氏は28日に不正は認識していないと述べて不正を否定。ただ、疑惑は晴れておらず、国内のコロナ感染拡大を背景に支持率が低迷している同氏にとって、来年の大統領選を前にさらなる痛手となる可能性がある。

CNNブラジルは先に、保健省が同契約の取り消しを決めたと報じていた。

同国の連邦検察当局は同契約に関する捜査を開始。交渉がすぐにまとまったことや相対的に高い価格、規制当局の承認がまだ下りていない点を問題視している。上院の委員会も調査している。同委の有力野党議員の1人は、最高裁に対し、ワクチン契約を巡る「深刻な疑惑」と、ボルソナロ氏が「保健省における巨大な汚職の企てについて知らされたのに行動を起こさなかった」理由に関する調査を正式に申し立てた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up