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ブラジル、コロナ感染深刻化で死者最多に 南ア型を初めて確認

 4月7日、新型コロナウイルス感染拡大が深刻なブラジルで、南アフリカを起源とする感染力の強い変異株が初めて確認された。コロナによる1日当たりの死者数は世界最多となり、最大都市サンパウロは墓地の確保を急いでいる。写真は野戦病院として使われているスポーツ施設、サンパウロ郊外で撮影(2021年 ロイター/Amanda Perobelli)

[サンパウロ 7日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染拡大が深刻なブラジルで、南アフリカを起源とする感染力の強い変異株が初めて確認された。コロナによる1日当たりの死者数は世界最多となり、最大都市サンパウロは墓地の確保を急いでいる。

サンパウロは7日、墓を1日当たり約600増設すると発表。3月30日に記録した過去最多の埋葬数である426人をはるかに上回るペースで増やすことになる。

保健省が6日に報告した新規死者数は4195人で、過去最多を更新した。累計の死者数が米国を上回り、世界最多になるとの見方も一部である。

南ア型ウイルスの感染が確認されたのはサンパウロ在住の女性。ブラジルでは同国を起源とする感染力の高い変異株の感染が既に広がっており、専門家はブラジル型と南ア型が同時に猛威を振るう可能性を指摘する。

ブラジルはワクチン接種の遅れも課題となっている。

ブラジルで接種されているワクチンは英アストラゼネカ製と中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製。当局によると、どちらも予備研究でブラジル型に対する有効性が示された。

7日公表された研究結果によると、国内で最初にブラジル型がコロナ感染の主流になった北部の都市マナウスの医療従事者約6万8000人のデータでは、シノバックのワクチンがコロナ感染症の発症を予防する有効性は50%だった。

ボルソナロ大統領は最近まで拒絶反応を示したワクチンについて、効果を称賛する発言に転じている。しかし、ソーシャルディスタンスやマスク着用の義務化にはなお反対している。

一方議会では、民間部門による独自のワクチン調達を認める法案が審議されている。

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