for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ブラジル大統領、マスク着用終了日の設定指示へ 反発の声も

 ブラジルのボルソナロ大統領(写真)は23日、新型コロナウイルス感染抑制手段としてのマスク着用の終了日を示すよう保健相に指示すると明らかにした。写真はブラジリアで22日撮影(2021年 ロイター/Adriano Machado)

[ブラジリア 23日 ロイター] - ブラジルのボルソナロ大統領は23日、新型コロナウイルス感染抑制手段としてのマスク着用の終了日を示すよう保健相に指示すると明らかにした。

ブラジルでは公共の場におけるマスク着用が法律で義務付けられている。だが、大統領は長らくこれに反対し、公の場で着用を拒否するなど、マスクが政治問題化している。

大統領はラジオインタビューで、国民の大半が既にワクチン接種を終えるか新型コロナに感染しており、マスクは不要との持論を展開した。しかし感染症学者らは、国内でデルタ変異株の感染が増加しており、マスク着用の終了は時期尚早としている。

ブラジルでは人口の約60%が1回目の接種を終えているが、接種が完了している人は25%にとどまる。

同国の新型コロナによる死者は57万人超と米国に次いで世界で2番目に多く、感染症学者らは社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保が国全体で順守されていないことが死者の増加につながっていると指摘する。

大統領は23日中にもマスクの着用終了日を確定させたい意向だが、同国では州や自治体が自由に感染対策措置を発動できることから実効性は疑問視されている。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up