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ブラジル大都市の封鎖、大統領が批判するなか効果薄れる

[サンパウロ/リオデジャネイロ 9日 ロイター] - ブラジルの大都市では新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、ロックダウン(都市封鎖)が行われているが、自宅から外出する人が増加していることがロイターが入手・分析したデータで明らかになった。

 ブラジルの大都市では新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、ロックダウン(都市封鎖)が行われているが、自宅から外出する人が増加していることがロイターが入手・分析したデータで明らかになった。写真はボルソナロ大統領。ブラジリアで8日撮影(2020年 ロイター/Adriano Machado)

ボルソナロ大統領がロックダウンを批判するなか、リオデジャネイロ州とサンパウロ州政府は、封鎖の効果が薄れつつあることに懸念を強めている。

ブラジルではこれまで1万6000人近くが感染、死者は800人に及んでいる。

リオデジャネイロとサンパウロで携帯電話や公共交通機関のデータ、タクシー運転手への聞き取りを分析したところ、移動が増加している実態を示した。

ボルソナロ大統領は、社会的距離を取る政策は「毒」であり、経済的困難によってウイルス自体より多くの人が死亡するとして、自宅待機を指示する措置を繰り返し攻撃している。

ロイターに提供された情報によると、ブラジル最大の都市を抱えるサンパウロ州では今週、「社会的隔離」状態にあるとみられる人の数が3月24日の封鎖開始以来最低水準に落ち込んだ。州幹部はロイターに、「ここ2─3日で大幅に低下した。懸念している」と述べた。

携帯電話のデータに基づくと、8日時点で社会的隔離状態にあると判断されるのは49%で、平日のピークとなった3月30日の56%から低下。全体のピークは毎週日曜で、59%だった。

サンパウロ州のジョアン・ドリア知事は9日に、州は70%を目指していると述べた。

サンパウロ市では6日、バスの利用者が前週比で28%増加した。

リオデジャネイロでも地下鉄、電車、バスの利用が増加している。

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