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英中銀、財政ファイナンスは行わない=総裁

4月5日、イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は、フィナンシャル・タイムズ紙(FT)に寄稿し、政府の新型コロナウイルス対策を支援するために、中銀が財政ファイナンスを行うことはないと述べた。写真はロンドンの英中銀。2017年12月撮影(2020年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

[ロンドン 5日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は5日、フィナンシャル・タイムズ紙(FT)に寄稿し、政府の新型コロナウイルス対策を支援するために、中銀が財政ファイナンスを行うことはないと述べた。

総裁は世界が「非常に不透明な局面」にあることを認めながらも「財政ファイナスを行えば、運用上の独立性が損なわれ、物価管理の信認に傷がつく」と指摘。

「そのようなことをすれば、いずれ中銀のバランスシートが維持不能になり、独立した中央銀行によるインフレ目標の追求と整合性がとれなくなる」と述べた。

中銀は先月、新型コロナの感染拡大を受けて、量的緩和を拡大したが、総裁は量的緩和をいつどのように元に戻すかは引き続き中銀が完全な決定権を握っていると主張。物価目標が脅かされる事態を容認しないと述べた。

「最近行った債券買い入れ枠の拡大で(インフレ)目標の達成が危ぶまれるなら、金融政策委員会で対応可能だ」とし、景気下支えで政府と協力しているが、政策運営では中銀に明確な独立性があると述べた。

総裁は「この不透明感が強い時期に国内企業・家計を支えるため、またインフレが中期的に目標の2%から逸れないようにするため、躊躇せず必要なあらゆる措置を講じる」と述べた。

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