May 18, 2020 / 12:29 AM / 3 months ago

英中銀理事、マイナス金利や高リスク資産購入排除せず=新聞

 イングランド銀行(英中央銀行)チーフエコノミスト、ハルデーン理事は、同中銀がマイナス金利の導入やよりリスクの高い資産の購入といった選択肢について、一層の緊急性をもって検討していると明らかにした。英紙テレグラフが16日に報じた。写真は2017年12月、ロンドンの英中銀前で撮影(2020年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

[ロンドン 16日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)チーフエコノミスト、ハルデーン理事は、同中銀がマイナス金利の導入やよりリスクの高い資産の購入といった選択肢について、一層の緊急性をもって検討していると明らかにした。英紙テレグラフが16日に報じた。

報道によると、ハルデーン理事はマイナス金利の導入や、中銀の債券買い入れプログラムの下で、より質の低い資産を買い入れる可能性を排除しなかった。

同理事はインタビューで「経済は1年前より弱く、(政策金利は)実質的な下限にある。その意味では、われわれはこれまでより幾分強い切迫感をもって(そうした選択肢を)検討する必要があり、検討を行っている」と述べ、「検討しないわけにはいかない」と語った。

英中銀幹部らはこれまで、銀行の貸出能力が損なわれ、かえって経済に悪影響をもたらすとの懸念から、マイナス金利に否定的な立場を示してきた。

しかし、政策金利が過去最低の0.1%まで引き下げられ、英経済が過去300年で最も深刻な景気低迷に陥る可能性に直面する中、マイナス金利を巡る議論が再浮上している。

ベイリー英中銀総裁は14日、マイナス金利の採用は現時点で検討していないと述べた。ただ、完全には排除しなかった。

エコノミストの間では、中銀による次の政策措置が現行6450億ポンド(7810億ドル)の量的緩和(QE)策の規模拡大になるとの見方が大勢だ。

ハルデーン理事は「QEに関しては、原則として、国債や社債買い入れの面でより多くのことができる」と述べ、他の中銀の対応から分かるように、よりリスクの高い資産を購入することができるとの見方を示した。

「われわれがこれらの措置に踏み切る構えだと示唆したくはない」とくぎを刺したうえで、「ただわれわれは、追加措置が必要になった場合に備え、何年にもわたり選択肢を検討してきた」と述べた。

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