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元英首相、「緊急ワクチンサミット」呼び掛け 途上国分配巡り

 8月16日、ブラウン元英首相(写真)は、新型コロナウイルスワクチン配布の格差を是正してアフリカなど低所得地域への分配を拡大するため、9月の国連総会前に米・英・イタリアが緊急のワクチン首脳会議を行なう必要があると述べた。写真は英エジンバラで2019年1月撮影(2021年 ロイター/Russell Cheyne)

[ロンドン 16日 ロイター] - ブラウン元英首相は、新型コロナウイルスワクチン配布の格差を是正してアフリカなど低所得地域への分配を拡大するため、9月の国連総会前に米・英・イタリアが緊急のワクチン首脳会議を行なう必要があると述べた。

多くの途上国はワクチン接種率が低く、感染が拡大している。2007─10年に首相を務めたブラウン氏は、先進国が途上国向けワクチン費用負担を増やすよう働き掛けている。

ブラウン氏は、バイデン米大統領、ジョンソン英首相と20カ国・地域(G20)議長国であるイタリアのドラギ首相に対し、先進国の過剰調達によるワクチン配布の「目詰まり」を解消し、アフリカなど低所得地域に資金や物流で支援を提供するよう求めた。

16日に公表した声明で、「3カ国の指導力があれば、アフリカに長期的なワクチン生産設備を建設する資金を確実に捻出し、現時点と今後1年間のアフリカによるワクチン購入の障壁を取り除くことが可能になる」と呼び掛けた。

その上で、「来月にワクチンサミットを開き、バイデン大統領、ジョンソン首相とG20議長国イタリアのドラギ首相という高いレベルからの介入が行われることだけがワクチン格差の解決につながる」と訴えた。

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