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ワクチン混合接種で子どもの免疫反応調査へ、英で研究

[ロンドン 17日 ロイター] - 英国で、子どもに対し1回目と2回目で異なる新型コロナウイルスワクチンを投与して免疫反応を調べる研究が行われる。

英政府は未成年の2回目接種について、心臓の炎症が起こるリスクがわずかにあることを踏まえて最善のアプローチを模索している。

同国では12─15歳のワクチン接種が来週から始まる。16─17歳は8月からワクチン接種が可能となっている。

1回目については米ファイザー/独ビオンテックのワクチンが提供されるが、当局は2回目に関してはより多くのデータを収集してから後日勧告するとしている。

英政府の諮問機関であるワクチン・予防接種合同委員会(JCVI)は、ファイザー製などのメッセンジャーRNA(mRNA)型ワクチン接種後に心筋炎がまれな副反応として報告されていることから、長期的な影響が不透明として当初12─15歳のワクチン接種を推奨しない方針を示していた。

今回の研究では12─16歳を対象に1回目と2回目で異なるワクチンを投与し、免疫反応や軽度の副反応を調べる。

研究を主導するオックスフォード・ワクチン・グループのマシュー・スネイプ氏は「特にファイザー製ワクチンの2回目接種に伴う若年男性の心筋炎発症リスクが懸念されている」と指摘。「この研究はJCVIが未成年の接種に関する勧告を行う上で重要な情報を提供する」と述べた。

研究では全ての参加者にまずファイザーのワクチンを投与する。その後8週間が経過した時点で、ファイザーの全量か半量、ノババックスの全量、モデルナの半量のいずれかを投与する。

現在360人のボランティアを募っている。スネイプ氏によると、ファイザー製の2回目接種後の心筋炎発症リスクは若年男性の1万5000人に1人で、ボランティアの数は異なるワクチンの組み合わせによるリスクを直接評価するには十分な規模ではない。

ただ、スネイプ氏は「ファイザーのワクチンを2回接種する場合と比較して、低い炎症反応が確認されれば心強い。(そのような場合には)心筋炎の発症リスクが低くなると推測することが妥当だろう」と述べた。

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