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英でクリスマスのコロナ制限緩和に反対、野党などが政府に要請

英国で、新型コロナウイルス感染者の急増を背景に首都ロンドンが最も厳格な制限段階に移行したことを受け、クリスマス前後5日間に限って感染抑制策を緩和する計画を変更するよう求める声が高まっている。ロンドンで15日撮影(2020年 ロイター/TOBY MELVILLE)

[ロンドン 15日 ロイター] - 英国で、新型コロナウイルス感染者の急増を背景に首都ロンドンが最も厳格な制限段階に移行したことを受け、クリスマス前後5日間に限って感染抑制策を緩和する計画を変更するよう求める声が高まっている。

野党・労働党のスターマー党首はジョンソン首相に対し、緊急時に関係閣僚らが集まるCOBRA(コブラ)会議の招集を要請した上で、クリスマスに制限を強化するあらゆる決定を支持すると表明。「この大変な年の終わりに家族と時間を過ごしたい気持ちは理解しているが、クリスマスに関する決定が行われた後、状況は明らかに悪化している。この事実を無視することは誰のためにもならない」と述べた。

ロンドンのカーン市長(労働党)も、政府はクリスマスの計画を再度見直すべきとした。

英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」と医療専門誌「ヘルス・サービス・ジャーナル」は約100年間で2度目となる共同社説で、政府はクリスマス前後5日間に制限を緩和するのではなく、強化する必要があると指摘。「政府が多くの命を犠牲にする大きな過ちを犯そうとしてる」とし、制限強化を発表したドイツ、イタリア、オランダなどに倣うべきと主張した。

ジョンソン首相の報道官は「国民全員がクリスマス期間中に油断せず、行動に責任が伴うことを確認する必要がある。今年のクリスマスは通常とは異なると常に伝えてきたが、家族や友人が望むなら限定的かつ慎重な方法で集まる選択肢もあるということを保証したかった」と述べた。

英国の新型コロナ感染症による死者数は6万4402人で、欧州では2番目に多い。

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