[ロンドン 3日 ロイター] - 英国のジョンソン首相は3日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の病原性はこれまでの変異株よりも「明らかに穏やか」との考えを示し、英国で新たな抑制策を導入する必要はないと述べた。
ジョンソン首相は「国全体として、現在の道筋を継続する。当然、全ての措置の検討を続けるが、現在実施している措置の組み合わせが適切だと考えている」と述べた。
その上で、向こう数週間で医療機関に対する圧力が高まるとの見方を示しながらも、オミクロン株の病原性は他の変異株と比べて「明らかに穏やかだ」と指摘。英国のワクチン接種率は極めて高いとし、ブースター接種(追加接種)の推進で感染拡大に対する防御を強めていくと語った。
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