March 26, 2020 / 9:41 AM / in 3 days

英規制当局、財務報告書の規制を緩和 新型コロナで

[ロンドン 26日 ロイター] - 英規制当局は26日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、企業の財務報告書の提出に関する規制を緩和する方針を示した。

イングランド銀行(英中央銀行)の健全性監督機構(PRA)、金融行動監視機構(FCA)、財務報告評議会(FRC)は、経済活動の縮小が「急激かつ大幅」なものになる可能性があるが、コロナ対策が解除されれば、急回復する可能性が高いと表明。

イングランド銀行のウッズ副総裁は「銀行が家計と企業に引き続き融資できる環境を整え、実体経済を支援することが目的だ。強力かつ一貫性のある市場の情報開示を目指す」と述べた。

副総裁は銀行に対し、政府の導入した借り手支援策を踏まえて「バランスの取れた」決定を下すことが重要だと訴えた。

国際会計基準では、銀行は不良債権化のリスクが高まった時点で貸倒金引当金を積む義務があるが、英国では外出禁止措置で経済活動の多くが停滞し、銀行の貸倒引当金が膨らむとの懸念が浮上している。

FRCとFCAは、企業と会計監査法人を支援する対策を発表した。

FRCは「今、企業が財務諸表で今後の見通しを示す際に直面している問題に対処する。重大な不透明要因や企業の存続性に関する適切な情報開示という問題を重視した」と表明した。

FCAは年度末から6カ月以内に財務報告書を公表しなくても、上場停止とすることはないと表明。監査済みの財務報告書の作成に追加で2カ月間の猶予を与える方針を示した。

FCAは「市場関係者には、今回の一時的な猶予措置を利用する企業について不適切な推測しないよう求める」と述べた。

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