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コロナ感染経験者、最長10カ月は再感染のリスクが大幅減=英研究

 6月3日 新型コロナウイルスに感染したことがあれば、その後最大10カ月は新たに感染するリスクが大幅に減る──。介護施設の入居者やスタッフを対象とした研究成果を英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の科学者グループが発表した。5月27日、レスターで撮影(2021年 ロイター/Andrew Boyers)

[ロンドン 3日 ロイター] - 新型コロナウイルスに感染したことがあれば、その後最大10カ月は新たに感染するリスクが大幅に減る──。介護施設の入居者やスタッフを対象とした研究成果を英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の科学者グループが発表した。

3日出版された医学誌「Lancet Healthy Longevity」に掲載された論文によると、新型コロナに感染した経験がある入居者は昨年10月─今年2月の間、感染したことのない入居者よりも感染する確率が約85%低かった。スタッフについては、感染経験がある場合は再び感染する確率が約60%低かった。

筆頭研究者のマリア・クルチコフ氏は「自然感染でこの期間の再感染を防げるという実に良いニュースだ。2度感染するリスクは非常に低いとみられる」と語った。

研究には介護施設の入居者682人(年齢中央値は86歳)とスタッフ1429人が参加。昨年6─7月の抗体検査では約3分の1が陽性となった。

研究では1回目のワクチン接種から12日経過した人を除いており、ワクチン接種の影響を排除した。論文執筆者らは別の研究でワクチンの効果を調べる計画だ。

研究期間には英国で初めて確認された感染力の強い変異株「アルファ」の拡大局面が含まれ、研究者らはこの変異株の感染予防効果も示唆していると指摘。ただ、インドで最初に確認された変異株「デルタ」がその後拡大し、英国でも感染の多くを占めている。

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