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英、介護施設職員のコロナワクチン接種義務化へ=保健相

[ロンドン 16日 ロイター] - 英国のハンコック保健相は16日、10月から介護施設職員の新型コロナウイルスワクチン接種を義務化すると発表した。対象を医療従事者にも拡大するか検討しているという。

英国のワクチン接種率は高いが、さらに接種率を上げるため、最も脆弱な集団の一つである介護施設利用者の対応に当たる施設職員の接種義務付けを検討していた。

ハンコック氏は議会で、「施設利用者を守るため、この案の採用を決めた。大半の施設職員は接種を終えているが、全員ではない」と説明。一方、同様の措置を国民保健サービス(NHS)にも適用するか検討するとし、「われわれは施設勤務の条件として(ワクチン接種)義務化を確実する措置を進める。また、命を救い患者を守るため、同様のアプローチをNHSとも検討する」と述べた。

新法は10月に施行され、16週間の猶予期間を設けるという。保健省によると、これまでにソーシャルケア職従事者の78%に当たる120万人が接種を終えている。

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