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英コロナ感染、変異株デルタが急増 累計7.6万人に

 6月18日、英イングランド公衆衛生局(PHE)が発表したデータによると、16日までの1週間に国内で新たに確認された新型コロナウイルス変異株「デルタ(インドで最初に見つかった変異株)」の感染者数は前週から79%増えた。写真はロンドンの検査場。5月撮影(2021年 ロイター/Hannah McKay)

[ロンドン 18日 ロイター] - 英イングランド公衆衛生局(PHE)が18日発表したデータによると、16日までの1週間に国内で新たに確認された新型コロナウイルス変異株「デルタ(インドで最初に見つかった変異株)」の感染者数は3万3630人だった。累計では7万5953人で、前週から79%増えた。

健康安全庁(UKHSA)のチーフ・エクゼクティブ、ジェニー・ハリーズ氏は「国内全体で感染者が急速に増えており、現在はデルタが支配的だ」と説明。「入院者数や死者数が同じ率で増えていないことは心強いが、引き続き状況を注視する」と述べた。

PHEは、ワクチンは依然としてデルタ株による入院リスクを防ぐのに有効だと強調。14日時点で、デルタ株の入院者数は806人と、前週から423人増えた。入院者のうち527人がワクチン未接種で、84人は2回の接種を受けたという。

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