[オタワ 21日 ロイター] - カナダ政府は21日、完全にワクチン接種を受けたカナダ国民と永住権取得者を対象に、7月5日付で入国の際の自主隔離義務を解除すると発表した。米国やその他の国からの入国者に対する措置の緩和は数カ月先になる。
政府当局者は、措置の一段の緩和は新型コロナウイルスワクチン接種率や新規感染者数などのほか、「懸念される変異ウイルス(VOC)」動向次第になると説明。「多くの産業部門が一段の緩和を望んでいることは承知しているが、適切な時期が来るまで一段の措置は取らない」と述べた。
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