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中国、春節の航空便予約は19年比7割減 旅行者に検査義務付け

中国の旧正月(春節)期間中の航空便予約が、1月19日現在で、2019年に比べ73.7%減少したことが、旅行分析会社フォワードキーズのデータで明らかになった。写真は新型コロナウイルスの感染者が発生した武漢の空港で足止めされる旅行客。今年1月2にcに撮影。(2021年 ロイターI/Tingshu Wang)

[北京/シドニー 26日 ロイター] - 中国の旧正月(春節)期間中の航空便予約が、1月19日現在で、2019年に比べ73.7%減少したことが、旅行分析会社フォワードキーズのデータで明らかになった。

中国で最も旅行需要が高まる春節を前に、新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向け、政府が航空便の利用客に対し、搭乗日前の7日以内に受けた核酸検査での陰性判定を提出するよう義務付けたことが背景にある。

1月1日時点では同57.3%減だった。新型コロナウイルスの感染拡大で規制措置が強化されるに従い、減少幅が拡大した。フォワードキーズは、2020年分のデータは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で歪みが生じているとして、公表していない。

首都北京では11日間連続で新型コロナウイルスの新たな感染者が報告されている。全国の感染者数も、諸外国と比べれば絶対数は少ないが、10カ月ぶりの高水準にある。

航空データを提供するバリフライトは、検査義務付けや自宅隔離ルールを受けて、春節期間中の旅行は600万件減少すると予測。航空便予約は約50%が取り消されるとみている。

中国の国内線需要は、新規感染者の報告がほぼゼロだった昨年末には2019年の水準を回復していた。ただ、航空券の価格は依然として低水準にとどまっている。

BOCOMインターナショナルのアナリストは、中国航空会社の売上高が新型コロナ危機前の水準を完全に回復する時期は、今年第2─第3四半期になると予想。従来予想の1─2月から後ずれさせた。

フォワードキーズによると、昨年3─12月に、旅行客は航空便の予約時期を従来よりも遅らせ、出発前の4日以内が61%を占めた。2019年は52%だった。

フォワードキーズの広報担当者は「現在の感染状況が落ち着けば、出発間際に予約が入る可能性には幾分か期待できるかも知れない」と述べた。

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