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米、世界経済を阻害 非難合戦でコロナ危機長期化=中国国連代表

 在ウィーン中国国連事務局の王群代表は、米国が世界保健機関(WHO)への資金拠出停止によって新型コロナウイルス危機を長引かせ、世界経済を阻害していると批判した。写真は2019年7月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[ロンドン 15日 ロイター] - 在ウィーン中国国連事務局の王群代表は、米国が世界保健機関(WHO)への資金拠出停止によって新型コロナウイルス危機を長引かせ、世界経済を阻害していると批判した。

ウィーンの石油輸出国機構(OPEC)本部で14日開かれた会合での発言が15日公表された。

王代表は「国内で新型コロナ流行をうまく制御できていない自らの責任を転嫁するため、米国は中国やWHOの非難に最大限の努力を払っている」と批判。「こうした米国の行動はパンデミック(世界的流行)封じ込めに向けた国際的な取り組みや協力を阻害するだけでなく、パンデミックを人為的に長引かせ、ひいては世界経済の停滞を引き起こす」と言明した。

トランプ米大統領は前日、新型コロナを巡る中国の対応に非常に失望したと述べるとともに、現時点で習近平国家主席との対話は望んでいないとし、中国との関係を断つ可能性も示唆した。

王代表はさらに、米国が関税障壁を構築し、関税合戦や貿易摩擦を引き起こすことで世界の景気回復を阻んでいるとも強調した。

「中国は世界の工業製品の30%を製造し、世界の貿易取引高の30%を誇っている。コストや労働力、インフラなどを踏まえ、どのように中国のサプライチェーンを一夜にして他国に移すことが可能なのか」と疑問を投じた。

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