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中国全土で新たなコロナ規制導入、上海は先週に続き集団検査へ

[北京 11日 ロイター] - 中国の複数の都市で新型コロナウイルスの新規感染抑制に向けた新たな制限措置が導入される中、最も人口の多い上海市ではオミクロン変異株の新たな亜種「BA.5.2.1」が検出されたことを受け、先週に続いて集団検査が予定されている。

 7月11日、中国の複数の都市で新型コロナウイルスの新規感染抑制に向けた新たな制限措置が導入される中、最も人口の多い上海市ではオミクロン変異株の新たな亜種「BA.5.2.1」が検出されたことを受け、先週に続いて集団検査が予定されている。写真は上海で6月撮影(2022年 ロイター/Andrew Galbraith)

中国政府は感染を徹底的に封じ込める厳格なゼロコロナ政策を継続しており、地方政府は感染者の減少にもかかわらず厳しい感染対策を導入している。

上海市衛生当局は10日、オミクロン変異株の新たな亜種「BA.5.2.1」が検出されたと発表。市内の複数地区の住民を対象に、12日から14日の間に2回のコロナ検査を実施するとした。

上海市民は外出や公共交通機関の利用のため、既に数日おきに検査を受けている。先週もクラスター発生を受けて同様の集団検査が行われた。

上海市の1日当たりの新たな市中感染者数は5日以降、2桁台に増えているが、世界的に見ればまだ少ない。

保健当局によると、中国以外の多くの国で流行している感染力の強いBA.5型は、他のオミクロン亜種よりもワクチンによる抗体反応から逃れる能力が高い兆候を示している。

国家衛生健康委員会は11日、中国本土で10日に新たに352人の新規感染が報告され、うち46人が有症状、306人が無症状だったと発表した。

中部の河南省沁陽市では、70万人近い市民を対象に10日からほぼ完全なロックダウン(都市封鎖)が敷かれた。各家庭から1人だけ、2日に1度の食料品の買い出しを許可している

北西部の甘粛省蘭州市と南部の海南省丹州市、海口市の主要地区では、娯楽・文化施設が数日間閉鎖されている。3市で約600万人がこの制限の影響を受けている。

630万人が住む江西省南部の南昌市では9日に一部の娯楽施設が閉鎖されたが、閉鎖期間は設定されていない。

北西部の青海省では省都の西寧市で10日に1人のコロナ陽性が分かった後、11日に集団検査を開始した。

南部の広州市のいくつかの主要地区でも11日から大規模検査が始まった。

UBSグローバル・ウエルス・マネジメントは、早期規制により大規模なロックダウン(都市封鎖)が長期化するリスクが低下していると指摘。

「年内は小規模なロックダウンを繰り返すという形の新型コロナ規制を予想する。生産やサプライチェーンに破壊的な影響はないだろう。追加の支援策も段階的に導入される見通しだ」と述べた。

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