June 15, 2020 / 5:16 AM / a month ago

北京、新型コロナ対策再び強化 新規感染者4日間で79人

[北京 15日 ロイター] - 中国北京市では、新型コロナウイルスの新規感染者数が2日連続で3月下旬以降で最多を記録した。感染拡大を受け当局は移動などの制限を再び導入した。

再流行は、市内の食品卸売市場から広がっている。市場はすでに閉鎖され、周辺住民数万人に対し感染検査が実施されている。北京市当局は、最近、市場を訪れた人や、訪れた人と接触した人の特定に乗り出した。

15日の発表で、14日に新たに確認された感染者数は前日と同じく36人。4日間に確認された感染者は79人と2月以降で最多となった。

北京市の西部と南西部の地区は感染リスクが中程度に引き上げられ、人や車両の移動が制限され、体温測定など防疫措置が必要となった。対象地区には金融街も含まれる。食品市場周辺地区はリスクが「高」に指定された。

市衛生当局の報道官によると、14日から集団検査を開始し7万6499人を検査、59人が陽性だった。

15日朝の段階で、最近食品市場に行ったことがある人8950人を検査、6075人の結果は陰性だったという。

<他の都市が水際対策>

北京での感染拡大を受け、他の都市や省は、市民に不要不急の北京行きの自粛を呼び掛け、北京の感染リスクの高い地区から来た人に隔離措置を取っている。

遼寧省と河北省では、北京での感染に関連した感染者が確認されたほか、四川省では北京関連の感染疑い例がでている。

国営メディアによると、中国政府の伝染病学者は14日、ウイルスのDNAを解析したところ、北京市内の食品市場を中心とする集団感染は欧州から持ち込まれた可能性があると説明。

「暫定的な評価で、このウイルスは海外から持ち込まれたとみられる。経路はまだ断定できていない。海鮮品か肉がウイルスに汚染されていた、あるいは市場内の人の便から感染が広がった可能性がある」と述べたという。

世界保健機関(WHO)は14日、中国当局から感染状況について報告を受けたことを明らかにした。

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