[北京 3日 ロイター] - 中国の王毅外相は3日、新型コロナウイルスと戦う「免疫の長城」の構築を国際社会に呼び掛けた。
王外相は、清華大学で開催された第9回世界平和フォーラムで「われわれは差し迫った課題に協力して立ち向かうべきだ」とし「最も喫緊の優先事項は、ウイルスから防護する『免疫の長城(Great Wall of Immunity)』の構築を加速し、政治的差別を超えてパンデミック対策で世界が協力することだ」と述べた。
中国は他国に4億8000万回分を超えるワクチンを供給している。
王外相は、途上国がワクチンを調達しやすくなるよう、引き続き取り組んでいくと述べた。
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