[香港/北京 6日 ロイター] - 中国が米ファイザーの新型コロナウイルス経口治療薬「パクスロビド」のジェネリック(後発医薬品)を中国国内で製造および販売するライセンスの取得に向け、同社と交渉を進めていると関係筋3人がロイターに明らかにした。
関係筋によると、中国国家薬品監督管理局(NMPA)が先月終盤から交渉を主導し、中国政府は1月22日に始まる春節(旧正月)前にライセンス契約の条件を確定させたいと考えという。
NMPAからはコメントを得られていない。ファイザーの広報は、中国におけるパクスロビドの十分な供給確保に向け、中国当局および全ての関係者と積極的に協力しているとした。
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