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中国注射器メーカー、生産追い付かず ワクチン接種で注文殺到

 2月2日、各国が新型コロナウイルスワクチンの接種を開始するなか、中国の注射器メーカーに注文が殺到している。写真はパリで1日撮影(2021年 ロイター/Benoit Tessier)

[北京 2日 ロイター] - 各国が新型コロナウイルスワクチンの接種を開始するなか、中国の注射器メーカーに注文が殺到している。複数のメーカーは生産設備の拡大を急いでいるが、6月下旬までは一部の注文に応じられない可能性があると懸念を示す向きもある。

業界関係筋によると、中国はインドと並ぶ世界最大の注射器生産国。複数のメーカーがロイターに対し、工場をフル稼働させたうえで値上げや生産設備の拡張を図っていると述べた。

中国の医療機器メーカー、万邦徳医薬傘下の浙江康康医療器械は12月から、月1000─2000万本の注射器輸出契約を受注し始めている。新型コロナウイルス感染拡大前は月約500万本だった。同社は生産能力を5月までに4倍に拡張する方針だが、それまでは大口注文の一部に対応できないとした。

一方、医療機器メーカーの米ベクトン・ディッキンソンのサプライヤーである山東省の注射器メーカーは、新規の受注に慎重になっていると話した。今月の受注分が納入されるのは5─6月になってしまうためという。以前は国内からの注文が90%以上を占めていたが、現在は海外からの注文も増加してきている。このメーカーでは、1000人を超える従業員が3交代制で24時間操業を行っているという。

注射器の価格も3倍超に上昇。感染拡大前は1個あたり0.1元(0.0155ドル)だったが、現在は0.3元になっている。

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