[ワシントン 20日 ロイター] - 米国務省のプライス報道官は20日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染が拡大している中国を支援する用意があると述べるとともに、同国でのコロナ流行が世界経済に影響を与える可能性があると警告した。
「われわれは中国を含む世界中の国々を引き続き支援する用意がある」と表明。「われわれにとってこれは政治的なことではない」と述べた。
米国が中国にワクチン提供を申し出たかどうかという質問に対しては「内密の話し合いには触れないが、われわれがコロナワクチンで世界最大のドナーであることを何度も公言してきた」と答えた。
また、中国のためだけでなく、世界のために中国がコロナ流行に打ち勝つことを望んでいるという米国の姿勢を強調。「中国で起きていることは世界経済にも影響を与える」と述べた。
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