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独キュアバックがビオンテック提訴、mRNA技術の知財権侵害と主張

7月5日、新型コロナウイルスワクチン開発を手がけるドイツ新興企業キュアバックは、同国のバイオテクノロジー企業ビオンテックを提訴したと明らかにした。写真は独マールブルクのビオンテックの関連施設で2021年2月撮影(2022年 ロイター/Fabian Bimmer)

[ベルリン 5日 ロイター] - 新型コロナウイルスワクチン開発を手がけるドイツ新興企業キュアバックは5日、同国のバイオテクノロジー企業ビオンテックを提訴したと明らかにした。知的財産権を侵害されたとして「正当な補償」を求めている。

キュアバックによると、いわゆるメッセンジャーRNA(mRNA)技術に関して同社が20年余りにわたって築き上げた知的財産権の一部を、ビオンテックと提携相手の米ファイザーがワクチン開発や販売に利用したという。

フランツウェルナー・ハース最高経営責任者(CEO)は「多年にわたるわれわれの研究がmRNAワクチンの成功につながり、実用化にこぎ着けられた。これに関連する知的財産が尊重されるのは当たり前だ」と強調。ビオンテックだけでなく、今後ファイザーや同じくmRNAワクチンを製造する米モデルナへの法的措置を講じる可能性も否定しなかった。

ビオンテックは、ワクチン開発作業はあくまで独自で進めたと反論し、法廷で真っ向から争う考えを表明した。

ハース氏は今回の訴訟で、ビオンテックに対するワクチン製造や販売の差し止めは要求していない。また具体的な補償額も明らかにしなかった。

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