[30日 ロイター] - ドイツのキュアバックは30日、同社が開発する新型コロナウイルスの大規模臨床試験における最終分析の結果、有効性が48%になったと発表した。16日時点では47%としていた。
最も症状が深刻化しやすい60歳超を除けば有効性は53%。症状が軽度の患者を除き、中程度から重度の症状の患者のみを考慮した場合の有効性は60歳未満で77%だった。
臨床試験は欧州および中南米で約4万人の成人を対象に行われた。
発表を受け、キュアバックの米上場株は引け後の取引で10.2%安の66ドルとなった。
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