[ロサンゼルス 7日 ロイター] - 米ウォルト・ディズニーDIS.Nのボブ・アイガー会長は、新型コロナ感染拡大に伴う規制が解除されてテーマパークが再開した際、入場者に検温を求める可能性があると述べた。
会長は7日発売のバロンズ誌とのインタビューで、この措置は営業再開が可能になった際、安全と感じて来園してもらう方法の一つとして検討していると説明した。
会長は、「平常に戻ったように見せるには、人々が安全で快適と感じる必要がある」と指摘。「最終的には、それはワクチンによってある程度実現するものだが、ワクチンがないうちは基本的に、検査と制限の強化で実現することになる」と述べた。
そのうえで、「いま全入場者に手荷物検査を行なっているのと同様に、どこかの段階でたとえば検温を加える可能性がある」とした。
同社は、米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドと、カリフォルニア州のディズニーランドを展開するほか、中国、香港、日本、フランスでテーマパークを運営している。現在は全施設が新型コロナ感染抑止対策で閉園しており、再開の時期は明らかにしていない。
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