March 26, 2020 / 12:16 AM / 15 days ago

欧州各国は早期に衝撃吸収策を、ドラギ前ECB総裁が警告

[フランクフルト 25日 ロイター] - ドラギ前欧州中央銀行(ECB)総裁は25日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)への寄稿で、欧州諸国の政府は債務が増大するとしても、新型コロナウイルス危機による経済への衝撃を早期に吸収する必要があると訴え、そうでなければ経済に永続的な破壊がもたらされると警告した。

ドラギ氏は、各国政府は雇用と生産能力を維持し、民間セクターの債務を引き受け、この危機の影響を受ける罪のない一般世帯の収入を支える必要があると強調。

「そうしなければ、生産能力が永続的に破壊されることで財政基盤にもそうした破壊が及び、経済への悪影響はより甚大となり、結果的に政府の信用状況を大きく損なう」と警鐘を鳴らした。

また銀行は企業に対し、早急に無利子で融資しなければならないとし、そうした融資に必要な資本は、雇用が維持されるよう、政府が保証する形で提供する必要があるとの見解を示した。

「保証コストは、融資を受ける企業の信用リスクに基づくべきではなく、政府の資金調達コストにかかわらず、ゼロにするべき」と述べた。

さらに、流動性は債券市場を通じても供給する必要があるとし、人々に最も速く届くのであれば郵便制度の利用も必要と指摘。「官僚的な遅れを回避し、直ちに行わなければならない」と述べた。

ドラギ氏はまた、債務が増大するとの懸念があるものの、低金利環境が続くことから政府の債務返済コストの上昇にはつながらないとの考えを示した。

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