[1日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)を含む保健当局は1日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対応するよう改良されたワクチンをブースター接種(追加接種)として利用すれば、免疫効果が高められる可能性があるとの見解を示した。
EMAが示した見解は「メッセンジャーRNA(mRNA)」技術を使う新型コロナワクチンを対象としたもの。mRNAワクチンを製造するファイザーとモデルナはオミクロン変異株に対応するワクチンの試験を開始している。
米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は6月28日、今秋に行う新型コロナワクチンのブースター接種(追加接種)を巡り、オミクロン変異株に対応させるよう勧告した。
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