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欧州医薬品庁、mRNAワクチンと心筋炎の因果関係を確認

欧州医薬品庁(EMA)は9日、ファイザーとモデルナ製のメッセンジャーRNA(mRNA)型の新型コロナウイルスワクチン接種と、まれな心筋炎発症との間に因果関係があると確認した。写真は6月5日、ロンドンで撮影(2021年 ロイター/Henry Nicholls)

[ジュネーブ 9日 ロイター] - 欧州医薬品庁(EMA)は9日、ファイザーとモデルナ製のメッセンジャーRNA(mRNA)型の新型コロナウイルスワクチン接種と、まれな心筋炎発症との間に因果関係があると確認した。ただワクチン接種の恩恵はリスクを上回ると強調した。

EMAの安全委員会は、心筋炎と心膜炎はファイザーとモデルナのmRNAワクチンの副反応である可能性があるとの見解を表明。接種後14日以内に発症する事例が多く、若い男性の間で2回目の接種後に発症する傾向があると報告した。

EMAは、欧州連合(EU)加盟国のほか、アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタインで報告された300件を超える心筋炎と心膜炎の症例を検証。大部分がファイザー製ワクチン接種後のものだった。EUではモデルナ製よりファイザー製のワクチンの方が広く利用されている。

ファイザーは声明で、症状は「全般的に軽い」とし、「標準的な治療で短期的に回復する傾向がある」とした。ファイザーと同ワクチンを共同開発した独ビオンテックからコメントは得られていない。

世界保健機関(WHO)は声明で「mRNAワクチン接種後に極めてまれな心筋炎と心膜炎の発症が報告された」とし、「mRNAワクチンで新型コロナ感染症による入院と死亡が抑えられ、恩恵はリスクを上回る」とした。

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