March 10, 2020 / 2:53 PM / 18 days ago

欧州大手銀が新型コロナ対策拡大、当局は事業継続確保に焦点

[フランクフルト/マドリード/ロンドン 10日 ロイター] - 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、欧州銀行大手による緊急措置が広がっている。一方、欧州連合(EU)の銀行監督当局は域内銀行の事業継続性の確保に焦点を当てているとし、必要な対策について連絡を取り合っているとした。

ドイツ銀行はトレーディング業務の一部をフランクフルトの複数の拠点に移管したほか、スペインのBBVAはマドリードの本社でビル一棟を閉鎖。

プライベートエクイティ(PE)企業KKRは9日遅く、ロンドン勤務の従業員に新型ウイルス感染が確認され、市内のオフィスを一時的に閉鎖したと発表。

英資産運用会社スタンダード・ライフ・アバディーンは10日、緊急対策の一環として、英米の運用チームを複数のグループに分け、個別に業務に当たらせると発表した。

英銀大手ロイズ・バンキング・グループ傘下の住宅金融ハリファクスは従業員の1人に感染が確認されたことを受け、1000人が勤務する北アイルランドのコールセンターを閉鎖した。

英金融大手HSBCは先週、ロンドン勤務の従業員1人の感染が確認されたことを受け、同じ部署で働く約100人の従業員を在宅勤務、もしくは自宅待機とした。

また英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は10日、新型コロナの影響を受けた個人に対し、住宅ローンなどの返済を最大3カ月延期する措置を発表。

ロイズとバークレイズも顧客企業向けの資金支援策を発表した。

EUの銀行監督機関である欧州銀行監督機構(EBA)の広報担当は10日、「目下の焦点は銀行の緊急時対応策と事業の継続性を確保する能力」とし、「新型ウイルスの動向と必要な措置について話し合うためにメンバーと緊密に連絡を取り合っている」とした。

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