[ブリュッセル 11日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、新型コロナウイルスワクチンの輸出に際しEU側の事前承認取得を製薬企業に義務付けた制度を、6月末まで延長する方針を固めた。延長について欧州委員会の了承を得たとし、早ければ11日にも発表する。
関係筋がロイターに明らかにした。
同制度はEUに必要なワクチンを確保するため1月末に導入され、3月末を期限としていた。
EUは先週、初めてこの制度を正式に発動し、オーストラリア向けのワクチン輸出を差し止めた。
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